セブンシステムとは
短クッション側にある手球を反対側の短クッションを狙い長クッションを経由して、短クッションにある的球を狙うシステムです。狙う短クッションのポイントに割り振る数字が7つのことからセブンシステムと呼ばれています。
セブンシステムは、ヒネリの有無によって手球のラインを変えることができます。ヒネリの強弱を計算式に当てはめて、狙うポイントを算出できるのも特徴です。
セブンシステムの計算式
(最終の狙うポイント-ヒネリ度合)× 手球のポイント=第1クッション(短クッション)のポイント
ヒネリ度合は、ヒネリの強弱を5段階位で当てはめるのが一般的です。
maxヒネリを5、minヒネリを1とします。
セブンシステムの数字を覚えるコツ!
セブンというとウルトラマンセブンを思い出したので、ヒーロー戦隊的な語呂合わせを考えました。もっと良いのが思い浮かんだら変更するかも。。
手球を自分、狙うポイントを敵と想定した語呂合わせです。適当にメロディーをつけて、覚えるのにお役立てください。
敵は7ってやつ(セブン)を中心に、両脇に3人ずつ(4~6、8~10)の手下が並ぶ~♪
上空の一番星(1)から豪運(0.5づつ)が降り注ぎ、俺は位置につく(1ずつ)~♪
天(第1クッションの短クッション、10ずつ)を見上げて、敵のポジションめがけてかますぜ必殺セブンズアロー~♪
どうでしょうか?複雑なセブンシステムの数字をほぼ覚えられたのではないでしょうか。
セブンシステムを活用する場面(シーン)
相手がセーフティーをして、直接的球を狙えない場合の打開策としてセブンシステムは有効です。テーブルに残っている他の的球の状況などを踏まえて、セブンシステムが活用できるか考えてみてください。
システムはクッションのコンディションやラシャや球の摩擦などが一定のもとで考えられています。実際には、空気の湿度によって水分を含んだラシャ、使用頻度によって劣化したラシャ、使いこまれた手球や的球の状態、台によって異なるクッションの反発具合など、コンディションはビリヤード台ごとに変化します。
ショットの強さやヒネリの量によっても変わります。
そのため、あくまで狙いを定める目安として利用するのが良いと思います。
そして、台のコンディションや自身のショットスピード、ヒネリ具合を勘案して、クッションを利用したショットの精度を高めていきましょう。