バンクショットは決めるとカッコいいショットの一つ。バンクショットのシステムとかあったけど、数字とかなかなか覚えられない!?そんな方でも初心者でももっと簡単にバンクショットの狙うところをイメージできる方法があるんです。
それがミラーシステム。
応用すればバンクショットだけではなく、直接狙えない球を当てる時にも使えちゃう簡単で凄いシステムです。
ミラーシステムとは
ミラーシステムは、文字通り「鏡」のように配置を投影してイメージするやり方です。
具体的には、図のようにビリヤード台をレールのポイントを軸として鏡のように投影したもう1台のビリヤード台をイメージします。
バンクショットもミラーシステムで簡単!
例えば図のようなバンクショットは、次の順番でショットをイメージします。
①ミラーシステムで入れるポケットをイメージ
②イメージしたポケットと的球を結んだ直線をイメージ
※この時実際の台とミラーシステムの台のポケットは等幅になります。
③的球に対して手球を当てる場所をイメージ
④適切な撞点、強さでショット!
ミラーシステムはあくまで目安
ただ、システムも完璧ではありません。システムはクッションのコンディションやラシャや球の摩擦などが一定のもとで考えられています。実際には、空気の湿度によって水分を含んだラシャ、使用頻度によって劣化したラシャ、使いこまれた手球や的球の状態、台によって異なるクッションの反発具合など、コンディションはビリヤード台ごとで異なります。
ショットの強さやヒネリの量によっても変わります。
そのため、あくまで狙いを定める目安として活用してみてください。
そして、台のコンディションや自身のショットスピード、ヒネリ具合を勘案して、クッションを利用したショットの精度を高めていきましょう。
ビリヤードは創造力を発揮するスポーツだと思います。今日も創造力を発揮してスーパーショットを決めちゃいましょう!